「“ジャガー”が発砲」 浅野拓磨、”超絶右斜め45度弾”を現地称賛「非常に難しい」

パルチザンの日本代表FW浅野拓磨【写真:Getty Images】
パルチザンの日本代表FW浅野拓磨【写真:Getty Images】

ヴォイヴォディナ戦で2得点と躍動、右斜め45度付近から右足を一閃したゴールに現地注目

 セルビア1部パルチザンの日本代表FW浅野拓磨が、現地時間2日に行われたリーグ戦で2ゴールを決め、2-0の勝利に貢献した。現地メディアは、「“ジャガー”がボールに向かって発砲」と見出しを打ち称賛している。

 セルビア・スーペルリーガ第25節ヴォイヴォディナ戦で先発した浅野が、圧巻の活躍を見せた。前半25分、味方からのスルーパスをペナルティエリア(PA)右で受けると、右斜め45度付近から右足を一閃。鋭い弾道のシュートをファーサイドに突き刺し先制点をもたらすと、後半19分にはPA内で受けたボールに対し、振り向きざまで強烈な左足シュートを叩き込んだ。

 強烈な2得点を挙げた浅野に海外メディアは賛辞を送っており、セルビアのスポーツ情報サイト「Sportske.net」は1点目のシーンに注目。「“ジャガー”がボールに向かって発砲」と見出しを打ち、「タクマ・アサノが非常に難しい状況からチームを有利にした。ゴールを決めた彼は、苦戦を強いられたものの、全力でシュートを放ち、無力な(相手GK)シミッチの隣にシュートを打ち込んだ」と、難易度の高いシュートを称えている。

 リーグ戦3試合連続でゴールを決めた浅野はこれで通算14得点に伸ばし、得点ランキングトップに1ゴール差までに迫った。パルチザンのエースとして前線を牽引する日本人アタッカーの勢いはしばらく止まりそうになさそうだ。

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