メッシを両手で阻む!? コミカルな”突破阻止シーン”に海外注目「異例の手段」
セビージャMFジョルダン、メッシの突破を両手で阻止しようとした瞬間が話題に
バルセロナは現地時間27日、リーガ・エスパニョーラ第25節セビージャ戦で2-0の勝利を収めた。この試合でエースのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが1ゴール1アシストの活躍を見せたなか、試合終盤にセビージャMFがメッシに対して講じた強引な突破阻止シーンが話題となっている。
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24日に行われた第1節延期分のエルチェ戦で2ゴールを奪ったメッシの勢いは止まらなかった。敵地で迎えたセビージャ戦の前半29分、ハーフウェーライン付近でボールを受けると、フランス代表FWウスマン・デンベレへ絶妙なスルーパスを通し、先制点を演出する。
さらに1点リードして迎えた後半40分には、流れるような連係と個人技から自ら追加点を奪う。敵陣左サイドでボールを受けたメッシは、味方とのパス交換で抜け出しペナルティーエリア内へ侵入。DF1人をかわし左足で放ったシュートは一旦GKに防がれるも、こぼれ球を右足で押し込み勝敗を決定づけた。
試合後、メッシの1ゴール1アシストの活躍ぶりに脚光が当てられたのはもちろん、試合終盤のあるシーンが話題となっている。バルセロナがリードを2点に広げて迎えた後半42分、メッシがドリブルでボールを運んでいたところに、セビージャのMFジョアン・ジョルダンが駆け寄る。そこまでは普通の流れだったが、ジョルダンは強引にも両手でメッシのユニフォームを掴み突破を阻もうとしたのだ。
もっとも、ジョルダンの荒々しい手法でもメッシの突破は阻めず、海外メディアではこの1シーンは滑稽なかたちに捉えられ、衛星放送「ビーイン・スポーツ」アメリカ版公式インスタグラムが「メッシを止める新たな方法」と記し、該当場面の動画をアップして注目。さらに、米スポーツ専門局「ESPN」のサッカー番組「ESPN FC」公式ツイッターも画像付きで「彼(ジョルダン)は手を使ったが、それでもメッシを止めることができなかった」と、熱視線を送っている。
このほかにも、アルゼンチン紙「Ole」が「セビージャのMFジョアン・ジョルダンは、突っ込まれたレオを止めようとしたが無力感のイメージがサッカー界を駆け巡った」と報じれば、スペインメディア「フットボール・エスパーニャ」では「ジョアン・ジョルダンはアルゼンチン人選手に対し異例の手段を使用して停止しようとしたが失敗するというコミカルな瞬間があった」と綴られるなど、ジョルダンのなりふり構わない行為とそれをかわしたメッシのプレーが海外で反響を呼んでいた。