ハーランドが2得点でセビージャを「支配」 スペイン紙「リーガ勢に現実を知らしめた」
ドルトムントがセビージャに敵地で3-2勝利、スペイン勢は連日相手の若きエースに被弾
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16第1戦セビージャ対ドルトムントが現地時間17日に行われ、3-2でアウェーのドルトムントが勝利を飾った。勝利の立役者となったのは2得点を決めたノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランド。前日のバルセロナ戦(4-1)でハットトリックを決めたフランス代表FWキリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン/PSG)に続き、若きエースストライカーがスペイン勢を相手に躍動した。
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試合は前半7分にホームのセビージャがスペイン代表MFスソのゴールで先制。しかし、同19分にはMFマフムード・ダフードのミドルシュートが決まり、ドルトムントが同点に追いついた。
さらに同点ゴールから8分後、ハーランドがイングランド代表MFジェイドン・サンチョとのワンツーでペナルティーエリア内に侵入し、左足で勝ち越しゴールをゲット。勢いに乗ったノルウェー代表FWは、同43分にもドイツ代表MFマルコ・ロイスのアシストから得点し、リードを広げた。
後半39分にセビージャはセットプレーからFWルーク・デ・ヨングが1点を返したが、そのまま3-2でタイムアップ。ドルトムントが3つのアウェーゴールを奪う大きな1勝を手にした。
スペイン紙「マルカ」は、前日のゲームでPSGがバルセロナを敵地で下したことに重ねて、「ハーランドがムバッペに続き、サンチェス・ピスフアン(セビージャの本拠地)を支配した」との見出しを打ち、「火曜日のカンプ・ノウはキリアン・ムバッペ、そして水曜日の夜のエスタディオ・サンチェス・ピスフアンはアーリング・ハーランドのものだった」「ハーランドとその仲間たちがラ・リーガの欧州代表に新たな現実を知らしめた」などと報じた。
現地時間16日に行われたCLベスト16第1戦のバルセロナ戦ではPSGの22歳FWムバッペがハットトリックと大暴れしたが、20歳のハーランドもそれに続く大活躍。2人の若きストライカーが連日リーガ勢を相手に躍動する結果となり、敗れたスペイン側のメディアもその活躍を手放しで称賛するほかなかったようだ。