34歳ヴァーディに“代表復帰説”が再燃 18年に引退も…今季12点の好調ぶりに英紙注目

34歳ヴァーディに“代表復帰説”が再燃【写真:Getty Images】
34歳ヴァーディに“代表復帰説”が再燃【写真:Getty Images】

ベテランFWヴァーディを代表監督が視察、EUROで再招集の可能性も

 レスター・シティのFWジェイミー・ヴァーディは今季プレミアリーグ12得点と好調を維持し、優勝争いをするチームを牽引している。英紙「デイリー・メール」は同選手の代表復帰の可能性を報じている。

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 2015-16シーズンに“ミラクル・レスター”のプレミアリーグ初制覇に尽力したヴァーディ。英5部から成り上がり、プレミアデビューが27歳の遅咲き選手として注目を集めたが、今ではリーグ屈指のストライカーとして毎シーズンコンスタントにゴールを重ねており、直近の第24節リバプール戦(3-1/13日)でも相手のミスを逃さず、決勝ゴールをマークするなど勝負強さを見せつけていた。

 1月に34歳を迎えたものの衰え知らずの点取り屋について、「デイリー・メール」紙は「ギャレス・サウスゲイトはリバプールを懲らしめる姿を見て、ジェイミー・ヴァーディがEURO(欧州選手権)に向けてイングランド代表選手に関して態度を変えてくれることを期待しているだろう」と報じた。

 サウスゲイト監督はキングパワー・スタジアムで行われたレスター対リバプール戦を視察。ヴァーディは2018年ロシア・ワールドカップを最後に代表引退を表明したが、指揮官は依然としてその動向を気にかけているようだ。

「イングランド代表監督のギャレス・サウスゲイトは寒さのなか、キングパワー(スタジアム)に座っていた。誰もがまたも崩壊したリバプールに軽い驚きを感じながら見ていたが、彼はジェイミー・ヴァーディの注目すべき1日を見ていたのだろう。たとえ34歳でもヴァーディを無視することは不可能だ。彼はレスターにおける全ての鍵を握っており、イングランド代表でのキャリアが本当に終わったとは考えにくい」

 サウスゲイト監督は以前からヴァーディ再招集の可能性を示唆するコメントを残していたが、ここ最近も調子を維持していることから復帰説が再燃しているようだ。新型コロナウイルスの影響で開催が1年延期されたEUROで、ヴァーディが“スリーライオンズ(イングランド代表の愛称)”の一員として再びプレーすることはあるのだろうか。

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