ジダン監督、フランス代表指揮官に就任の可能性について言及 「いつか起こり得ることだ」
フランス・サッカー連盟会長がデシャン監督の後任の最有力候補に挙げる
レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督は、現役時代にフランス代表MFとして活躍し、1998年に母国で開催されたフランス・ワールドカップ(W杯)で、フランスの初優勝の立役者となった。監督としても数々のトロフィーを獲得しているジダン監督が、フランス代表に戻る可能性について言及した。米スポーツ専門局「ESPN」が報じている。
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2016年1月にレアルの監督に就任したジダン監督は、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)3連覇という前人未到の偉業を成し遂げた。指揮を執った2年5カ月の間に、リーガ・エスパニョーラ制覇、2度のFIFAクラブワールドカップ優勝など、計9つのタイトルをクラブにもたらした。その後、一度はレアルを離れたが、2019-20シーズン途中に電撃復帰。昨季はクラブをリーグ優勝に導いた。
選手としても、監督としても、レアルにとって伝説的な存在であるジダン監督は、レアルでの仕事をまっとうする考えを示しつつ、将来的なフランス代表監督就任について言及した。
「私は、フランス・サッカー連盟(FFF)の(ノエル・)ル・グラエ氏と良い関係を築いている。私たちは1998年の時から互いを知っている。いつかは、議題になる話かもしれない。私は10年前に指導者となった時にも話したが、いつか起こり得ることだ。ただ、現在の私はここにいる。自分がここで取り組んでいることを楽しんでいる。未来がどうなるかは、分からないから見てみよう。でも、今の私はレアルでの日々に向き合っているよ」
ル・グラエ会長が、ディディエ・デシャン監督が退任した後の代表監督について、最有力候補がジダン監督であると語ったことから、一気に注目を集めたフランス代表の監督人事。ジダン監督とレアルの契約は、2021-22シーズンまでとなっているが、再びフランスのために戦う姿が見られるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)