レアルDFヴァラン、今夏退団の可能性浮上 「重要なDF流出の危機」と現地報道
契約延長交渉が難航…スペイン代表DFラモスとともに今夏移籍の可能性も
スペイン代表DFセルヒオ・ラモスとの契約延長交渉が難航しているレアル・マドリードで、新たにフランス代表DFラファエル・ヴァランも今夏にクラブを去る可能性が浮上している。スペイン紙「マルカ」はヴァランが契約延長を望まない場合、レアルは移籍金が発生する今夏のうちに売却すると報じた。
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2011年、当時スポーツディレクターだったジネディーヌ・ジダン監督の肝いりでレアルに加入したヴァラン。UEFAチャンピオンズリーグで4度、リーガ・エスパニョーラ3度の優勝を経験するなど中心選手の1人として活躍してきた。
スペイン代表DFラモスの契約延長交渉の話題がメディアを賑わせるなかで、センターバックでコンビを組むことの多いヴァランも2022年6月までとなった契約を更新するつもりがないのではという疑念が浮かび上がっている。
そして、もしヴァランが数週間の内に契約更新の意思がないことを明かした場合、レアルは今夏の移籍マーケットで同選手を売却する可能性があるという。移籍金ゼロでの放出は避けるため、買い手を探すことになりそうだ。マルカ紙はラモスの去就問題と重ね、「クラブはもう1人の重要なディフェンダーを失う危険にさらされている」と報じている。
レアルは来季に向けてすでにバイエルン・ミュンヘンのオーストリア代表DFダビド・アラバ獲得で合意したと伝えられているが、ラモスとヴァランが揃ってチームを去れば、さらなる補強の必要性も出てくるだろう。
ヴァランにはマンチェスター・ユナイテッドやパリ・サンジェルマンをはじめ、多くのビッグクラブが関心を持っていると言われ、レアルは移籍金5000万ユーロ(約63億円)程度のオファーであれば受け入れる構えのようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)