レスターの”おとぎ話”に水を差す心ないファンの暴走 観戦中のウェストハム会長に侮辱的な言動

2-2の熱戦となったウェストハム戦の終盤に起きた出来事

 悲願のプレミアリーグ初優勝が近づいているレスターだが、一部の心ないファンが“暴走”した。17日のレスター対ウェストハム戦を観戦したウェストハムの共同オーナーが侮辱的な言動を浴びて激怒したと、英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じている。

 被害者となったのはウェストハムの共同オーナーを務めるデビッド・ゴールド氏とデビッド・サリバン氏だ。試合は前半にレスターのエースFWジェイミー・ヴァーディの一撃でホームチームが先制したものの、後半に2枚目の警告を受けて退場。数的優位となったウェストハムは、”重戦車”FWアンディー・キャロルのPKなどで逆転に成功したが、後半アディショナルタイムにレスターがPKを得て2-2のドローに終わった。

 そんななか、ピッチでの熱戦に水を差すような出来事がスタンドで起きた。後半41分にウェストハムのDFアーロン・クレスウェルの鮮やかなミドルが決まり、アウェーチームが一時勝ち越した時のこと。苛立った一部のレスターファンが両氏、そして観戦に訪れていたサリバン氏の家族に向けて、敵対的になって脅すような言動をしたという。その結果、恐怖に怯えたサリバン氏の家族は、試合を最後まで見届けることなくキングパワー・スタジアムを去ることになった。

 この出来事に怒りが収まらなかったのは、ゴールド氏だ。自身のツイッターで、次のように発信している。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング