南野は「言えることが一切ない」 現地メディア総評「今後がますます絶望的に…」
リバプールは前節で6試合ぶりの勝利、南野は6試合でわずか6分の出場にとどまる
リバプールは現地時間31日、プレミアリーグ第21節でウェストハムとの対戦を控えている。5戦未勝利と失速し首位から陥落したリバプールだが、前節に6試合ぶりの白星を飾り、長いトンネルを脱した。そんななか、現地メディアは在籍する各選手の総評を掲載しているが、日本代表MF南野拓実については「言えることが一切ない」と指摘している。
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昨季圧倒的な強さで30年ぶりのリーグ優勝を果たしたリバプールは、今季も一時は首位に立ったものの、昨年末の第15節ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン戦(1-1)からリーグ戦5試合未勝利と失速。首位から陥落し、1月21日のバーンリー戦(0-1)では4年にわたる不敗神話を誇っていた本拠地アンフィールドでも黒星、さらに5試合でわずか1得点と深刻な得点力不足にも陥っていた。
しかし、前節トッテナム戦では従来のパフォーマンスを発揮し、3-1と6試合ぶりの白星を飾った。一方、南野は6試合でわずか6分間の出場にとどまっており出番が激減。そんななかリバプール専門メディア「リバプール・コム」は在籍する各選手の総評を取り上げているが、南野については「言えることが一切ない」と評価の難しさを指摘している。
「出場機会は訪れるかもしれないが、今後がますます絶望的になっていきそうだ。訪れたとしても、最適なポジションを明言するのは難しい。それはチェンバレンのように“良い意味で”ではない。南野の場合は(ユーティリティー性を)ポジティブな特長として強調するのではなく、欠点を可能な限り埋めるケースだ。最高基準ではない」
記事では、リバプールが求めていたはずの南野のユーティリティー性が、現時点では裏目に出ていると主張。新加入のポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタや、最近出番が増加しているスイス代表MFジェルダン・シャキリは、試合の随所で独自の持ち味を発揮していたが、南野にとってはその部分のアピールに苦戦していると言えるかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)