「日本は未来を心配している」 南野拓実、リバプールでの“崖っぷち”状況に韓国紙反応

出場から遠ざかっているリバプールMF南野拓実【写真:Getty Images】
出場から遠ざかっているリバプールMF南野拓実【写真:Getty Images】

トッテナム戦で出場機会を掴めず、「戦術理解度の欠如」との指摘も…

 リバプールの日本代表MF南野拓実は、現地時間1月28日のプレミアリーグ第20節トッテナム戦(3-1)で出番なしに終わった。チームが6試合ぶりの白星を飾った一方、より厳しい立場に置かれていることを英メディアは指摘しており、韓国メディアも「グラウンドで迷子」と報じている。

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 昨季王者のリバプールは、今季も一時は首位に立ったものの、直近のリーグ戦5試合で未勝利(3分2敗)と失速。その間、わずか1ゴールと得点力不足に陥り、前節バーンリー戦(0-1)では4年にわたる不敗神話を誇っていた本拠地アンフィールドでも黒星を喫した。

 復調のきっかけを掴みたいなかで、トッテナム戦のリバプールは前半アディショナルタイムにブラジル代表FWロベルト・フィルミーノが先制点を奪うと、後半2分にイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドが追加点。直後の同4分に1点を返されるも、同20分にセネガル代表FWサディオ・マネが強烈な一撃を叩き込み、3-1で重要な一戦を制した。

 しかし、南野には最後まで出番は訪れず。リバプール専門メディア「RUSH THE KOP」は「トレーニングで必要な水準のパフォーマンスを発揮できていない。それを満たしても、クロップの戦術的要求に対して適切なレベルを示すこともできていない」とアピール不足を指摘していた。

 韓国紙「朝鮮日報」は「RUSH THE KOP」の報道を受け、「戦術的な理解不足」「グラウンドで迷子」との評価を紹介。「リバプールのポジション争いに関係なく、南野はプレーするのが難しい状況。日本のメディアは南野の未来を心配している」と記している。

 1月31日にプレミアリーグ第21節ウェストハム戦(アウェー)、2月3日には同22節ブライトン戦(ホーム)と続くなかで、まずはピッチに立つチャンスを手にしたいところだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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