「居場所はどこ?」 南野の冷遇を現地指摘「クロップが信頼していないのは明らか」
リバプールはFA杯4回戦でマンUに2-3と敗戦 南野はカップ戦でも出番訪れず
リバプールは現地時間24日、FAカップ4回戦でマンチェスター・ユナイテッドと対戦し、2-3で競り負けた。日本代表MF南野拓実はこの日も出場機会が訪れることはなかったが、リバプール専門メディアは「カップ戦でさえチャンスを与えないのならば、彼の居場所はどこにあるのか?」と指摘している。
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昨季圧倒的な強さで30年ぶりのリーグ優勝を達成したリバプールだが、直近のリーグ5試合連続で未勝利(3分2敗)と大失速。過密日程の中で開催されたFAカップ4回戦で、一部報道でリーグ戦5試合連続未出場の南野の先発を予想していた。しかし、蓋を開けると、再びベンチスタートとなった。
試合は前半18分にエジプト代表FWモハメド・サラーが先制点を奪うも、同26分に相手FWメイソン・グリーンウッドに同点とされると、後半3分に相手FWマーカス・ラッシュフォードに逆転弾を許す。同13分に再びサラーがネットを揺らすが、同33分に相手MFブルーノ・フェルナンデスに直接FK弾を叩き込まれ、敗戦を喫した。
6試合連続勝利と泥沼状態にあるリバプールだが、リバプール専門メディア「RUSH THE KOP」は「ミナミノの衰退が著しい。今季、この男が大きな役割を果たすとは誰も思っていなかったが、公平なチャンスを与えられることには期待していた」と露骨に冷遇されていることを強調している。
記事では「求めている戦術的改善を体現するうえで、クロップがこのアタッカーを信頼していないのは明らかだが、このようなカップ戦でさえチャンスを与えないのならば、彼の居場所はどこにあるのか?」と指摘している。絶不調なチームへのテコ入れ必須だが、ユルゲン・クロップ監督の中で、解決策に南野の起用という選択肢はないのかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)