名将も認めたチェルシー10番の転落劇 「彼は世界最高の選手”だった”が…」

ヒディンク監督も憂うアザールの凋落ぶり

 アザールは間違いなく、プレミアリーグ最高のスター選手だった。しかし現在は、その地位から一気にダークサイドに落ちた。ヒディンク監督も「彼は世界最高の選手“だった”。しかし、現在は多くの選手が並ぶ列の後方にいる」と、その事実を認めている。

「彼にとって、次のピリオドはとても興味深いね。今季だけでなく、EURO(欧州選手権)や次のシーズンだ。もし彼にキャリアプランがあるとすれば、しっかりと力を証明しなければいけない」

 アザールを気にかけるヒディンク監督だが、今季限りで退任が決定済み。後任にはイタリア代表のアントニオ・コンテ監督が就任する。悩める25歳は、新たな名将の下で再び覚醒することはできるだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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