「来季はレアルにいる可能性がある」 ヘタフェ久保、来季の“未来予想図”を現地推測
エメリ監督の下で定位置を確保できず、シーズン途中にヘタフェへ“再レンタル”
日本代表MF久保建英は今冬の移籍市場でビジャレアルとの契約を打ち切り、シーズン終了までヘタフェにレンタルとなった。2021-22シーズンも見据えてアピールしていきたい状況のなか、スペインメディアは「レアル・マドリードで重要な役割を果たす可能性がある」と報じている。
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2019年夏にスペインへ渡った久保は、昨夏にレアルからビジャレアルに期限付き移籍。しかし、思うように出場機会を得られず、今月8日にレンタル打ち切りの発表と同時にヘタフェへの期限付き移籍が決定した。記録的な大雪で練習に一度も参加しないままエルチェ戦に途中出場したなか、2ゴールを演出する活躍を披露し、鮮烈なデビューを飾っていた。
シーズン終了後にはレンタル期間満了となり、改めてそのプレー先が注目されることになるが、スペインメディア「フットボール・エスパーニャ」は「レアル・マドリードはタケフサ・クボに大きな期待を寄せていると言われている」との見出しで、ビジャレアルでの状況を含めてレポートしている。
「タケフサ・クボは、最も人気のある若手の1人としてビジャレアル入りし、レアル・マドリードからのレンタルが実りあるものになると確信していた。しかし、そうはならなかった。ウナイ・エメリ監督の下で居場所を見出せず、シーズン途中にヘタフェへ移籍した。
レアルはクボを将来のプロジェクトの基盤とみなしており、彼が(ビジャレアルで)シーズンを通してベンチで過ごすことを認められなかった。EU圏外枠さえ埋まっていなければ、彼は今季ジダンのチーム(レアル)にとどまる可能性あった。エデル・ミリトン、ロドリゴ、ヴィニシウス・ジュニオールが現在その枠を占めているが来季、そのブラジル人選手たちが全員レアルにいるとは限らない。クボは2021-22シーズンにサンティアゴ・ベルナベウ(レアル)で重要な役割を果たすためにそこにいる可能性がある」
かねてから久保に対するレアルの期待は大きいと報じられている。まずはヘタフェで充実したパフォーマンスを見せることが先決だが、その結果次第で来季以降のレアルでの将来も道が開けそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)