南野の不遇には「正当な理由があるはず」 英紙が指摘「不足していたスパークを提供できる」
リーグ初得点以降、出場機会のない南野「もし出場機会が与えられていれば…」
リバプールの日本代表MF南野拓実は昨年12月19日に行われたプレミアリーグ第14節クリスタル・パレス戦(7-0)でリーグ初ゴールを記録したものの、それ以降3試合連続で未出場に終わっている。そんななか、英地元紙は「南野はクリスマス以降、リバプールに不足していたスパークを提供できる」と見出しを打って取り上げている。
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昨季プレミア王者に輝いたリバプールはクリスタル・パレス戦で7-0の圧勝し、先発を飾った南野もリーグ初ゴールという目に見える結果を残した。しかし、それ以降は出番なしに終わり、チームも第15節ウェストブロム・アルビオン戦を1-1、第16節ニューカッスル戦を0-0のドロー、前節のサウサンプトン戦は0-1で敗れて3試合勝利なしと急ブレーキを強いられている。
そんななか、英地元紙「リバプール・エコー」は「南野はクリスマス以降、リバプールに不足していたスパークを提供できる」と見出しを打ち、「クリスタル・パレス戦の後? 何もない。南野は直近3試合で起用されず、その間チームは1得点のみで2ポイントしか獲得できていない」と取り上げている。
記事では、「WBA、ニューカッスル、サウサンプトンを相手に期待外れに終わったにもかかわらず、南野をベンチに置いたままにするのには正当な理由があるはずだ」と説明し、南野の特長をハイプレスと言及したうえで「最近の試合は支配的に運んでいたので、おそらくクロップは彼の持ち味が特に必要でないと判断したのだろう」と分析している。
それでも、「もし出場機会が与えられていれば、疲れていた相手守備陣に対してスパークをもたらしたかもしれない」と指摘している。深刻な得点力不足に陥っているリバプールだが、南野はチームを救う活躍を示すため、出場機会のチャンスを掴み取ることができるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)