“右腕”が必死の説得もミラン名物会長ご乱心 ミハイロビッチ電撃解任の舞台裏とは

トップ下放棄のセルビア人指揮官解任を、ゴリ押ししたベルルスコーニ会長

 ACミランが12日、シニシャ・ミハイロビッチ監督の電撃解任と、ミランの下部組織で指揮を執っていたクリスティアン・ブロッキ氏の後任監督就任を正式発表した。

 2009年にカルロ・アンチェロッティ氏が退任して以降、レオナルド、マッシミリアーノ・アッレグリ、クラレンス・セードルフ、フィリッポ・インザーギ、ミハイロビッチの各政権に続き、シルビオ・ベルルスコーニ会長は早くも7シーズンで6人目となるブロッキ政権を誕生させた。

 もっとも、その裏側では堪え性のない元イタリア首相の名物オーナーのご乱心を、”右腕”が必死に食い止めようとしていたことが明らかになった。イタリア地元紙「コリエレ・デラ・セーラ」と、衛星放送「スカイ・イタリア」が報じている。

 前節で王者ユベントスに1-2と敗戦し、リーグ戦5試合勝ち星なしとなったミハイロビッチ監督はこの日、解任の憂き目を見た。ベルルスコーニ会長の偏愛するトップ下システムを開幕7試合で放棄するなど、豪放磊落な性格のセルビア人監督は絶対的権力者に媚びない発言を連発。確執は表面化していたが、3年ぶりの欧州カップ戦出場権獲得の可能性を残した状況で、シーズン途中での解任となった。同時に今季終了までのブロッキ監督就任も発表されたが、水面下では独断専行のオーナーをアドリアーノ・ガリアーニCEOが食い止めようとしていたという。

 

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