リーガ覇権争いは”当確”から”混沌”へ バルサが今季初の完封負けで2連敗

温存のはずのイニエスタ投入も実らず

 キックオフの笛をベンチで聞いたMFアンドレス・イニエスタは、温存のはずが後半開始からピッチに送り出された。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」によると、試合後のインタビューでこう話したという。

「この敗戦をチャンピオンズリーグに影響させてはいけない。リーガとは別の大会なので、切り替えが必要だと思う」

 アトレチコと戦った5日のCL準々決勝第1戦ではスアレスの2ゴールで逆転勝利したものの、先制点を献上した相手FWフェルナンド・トーレスがその後10分間で二度の警告を受けて退場し、数的優位になったことも幸いした。

 アトレチコは13日に行われる第2戦での雪辱を期しており、バルセロナにとっては敵地で非常に難しい戦いが予想される。2年連続三冠を目指すチームが迎えた”胸突き八丁”。バルセロナは破壊力あるアタックを取り戻して、再び勢いに乗れるだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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