「特に素晴らしい」 ボローニャ冨安、今季初弾&勇気ある“仕掛け”を伊メディア絶賛「エネルギー回復」
冨安は2-2で引き分けたアタランタ戦で今季初ゴールをマーク
イタリア・セリエAのボローニャに所属の日本代表DF冨安健洋は、23日のリーグ戦アタランタ戦にフル出場。後半に今季初ゴールを決める活躍もあり、2-2で引き分け。イタリアメディアはドローに貢献した冨安を絶賛した。
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冨安は右サイドバックで出場すると、前半のうちにアタランタのFWルイス・ムリエルの2ゴールでビハインドとなったチームで反撃の狼煙を上げた。後半28分、右のインサイドでボールを持った冨安は、サイドに開いた味方選手とのワンツーで一気にインナーラップを仕掛けると、ペナルティーエリア内に進出して飛び出してくる相手GKをかわすシュートを決めた。
その後、ボローニャは同点ゴールを奪ってUEFAチャンピオンズリーグ(CL)にも出場する相手から貴重な勝ち点1を得た。
イタリア紙「ラ・レプブリカ」は「冨安はロッソブル(ボローニャの愛称)に希望を与える」とし、「冨安の進入(彼のリターンは試合で特に素晴らしいインパクトだった)はロッソブルの希望に再び火をつけ、ボローニャに精神的なエネルギーを回復させた」と、勇気ある仕掛けを称賛した。
これで年内の試合を終えたボローニャは14試合で勝ち点15の13位と、好成績とは言い難いが、後半戦にも冨安が最終ラインを支えることが期待される。起用されるポジションにも注目したいところだ。
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