出番なしの久保、“1月退団説”に拍車? 18歳新星の台頭を現地指摘「エメリは久保より好んでいる」

2試合連続で出番なしに終わったビジャレアル日本代表MF久保建英【写真:Getty Images】
2試合連続で出番なしに終わったビジャレアル日本代表MF久保建英【写真:Getty Images】

ビジャレアルはビルバオに1-1のドロー 久保は2試合連続で出番なし

 ビジャレアルは現地時間22日、リーガ・エスパニョーラ第15節でアスレティック・ビルバオと対戦し、1-1と引き分けた。日本代表MF久保建英は2試合連続で出番なしに終わったが、スペイン大手紙は18歳新星の活躍を受け、「エメリは今、久保やチュクウェゼよりも好んでいる」と指摘している。

 今季レアル・マドリードからビジャレアルに期限付き移籍している久保は、前節のオサスナ戦(3-1)では今季初めて出場機会が巡ってこなかったが、中2日でのビルバオ戦もベンチスタートとなった。前半19分に先制点を与えるも、後半29分に途中出場の18歳MFジェレミ・ピノが左足の一撃をネットに突き刺し、1-1の引き分けに持ち込んだ。

 この日も久保に出番が訪れることはなく、過密日程にもかかわらず、2試合連続で出場なしに終わった。立場が危うい状況になりつつあるが、スペイン紙「AS」は「久保はチームプレーヤーになっており、それ自体は素晴らしいことだ」と見出しを打つも、「ビジャレアルの若武者の台頭により、エメリは今、久保やチュクウェゼよりも好んでいる」と厳しい現実を指摘している。

 前節オサスナ戦後に、1月の移籍市場での退団報道が浮上していた久保。ビルバオ戦で2試合連続の出番なしに終わったことに加えて、生え抜きの逸材ピノの台頭により、レンタル打ち切り報道は今後さらに過熱するかもしれない。

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