「DNAが流れている」 シャビのバルサ監督就任を断言、元同僚サビオラが確信する理由は?
現役時代のシャビを称賛「背後を常に見られる鏡を持っているようだった」
かつてバルセロナでプレーした元スペイン代表MFシャビは、監督として古巣に戻ると言われている。14日に発表された、フランスのサッカー専門誌「フランス・フットボール」が選出したベストイレブン「バロンドール・ドリームチーム」にも名を連ねたが、かつてのチームメートである元アルゼンチン代表FWハビエル・サビオラ氏がスペインのラジオ局「ラジオ・マルカ」の番組「T4」で祝福のコメントを送るとともに、その将来を予想している。
【PR】ABEMA de DAZN、明治安田J1リーグの試合を毎節2試合無料生中継!
シャビは世界各国の記者140名が選ぶベストイレブン、ファンが選ぶベストイレブンの両方に名を連ね、「史上最高のセントラルハーフ」と認められた。そんな名手と2001年から2007年にわたってバルセロナで一緒にプレーしたサビオラ氏は、改めてその才能を称えている。
「彼をサッカー面で崇拝しているだけではなく、友人でもある。彼が突出していたのは、プレーのビジョンだ。背後を常に見られる鏡を持っているようだった。そして周囲をすべてコントロールしていた」
現在、シャビはカタール1部アル・サッドで監督を務め、その卓越した戦術眼、指導力で将来的には指揮官としても大成すると予想されている。サビオラ氏は、古巣バルセロナにいつかシャビが戻ってくると確信しているようだ。
「シャビが最終的にバルセロナの監督になると思っている。彼にはクラブのDNAが流れているからね。経験を積んでいて、あのベンチに座る準備をしているんだ。自分で、いつ、どのようにバルセロナに戻るかを決めるはずだよ」
今季から就任したロナルド・クーマン監督の下でも、バルセロナの混乱は収まっていない。来年に行われる会長選の結果次第では、その去就にも影響があるとされるが、果たしてシャビが再びバルセロナの一員に戻るのは、いつになるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)