“注目銘柄”D・アラバ、条件の最低ラインは年俸18億円 レアルやシティなど獲得興味
バイエルンを退団濃厚なDFダビド・アラバ、“ゼロ円移籍”に注目
欧州クラブに所属し、今季限りで契約が満了する選手は、約1カ月後から自由に他クラブと契約交渉を行うことができる。その中でも注目される名手の1人、オーストリア代表DFダビド・アラバについて、イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が条件競争の最低ラインを報じている。
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アラバは2011年夏からバイエルンでプレーしている。16年には契約を延長したが、それが21年夏で満了する。契約延長に応じる意思を示していないため、今季限りでの退団の可能性が高まっている。
バイエルンの監督を現マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が務めていた時、同僚の元ドイツ代表DFフィリップ・ラーム(引退)とともにサイドバックの枠を超えたプレーエリアでのパスセンスなどを見せた。その役割は“アラバ・ロール”とも言われ、世界中でサイドバックのプレーに革命を起こしたといえる。
そのアラバは現在28歳と、全盛期と言える状態でバイエルンの次のキャリアを選ぶことになる。年明けから契約満了の半年前となり他クラブと自由な交渉ができることになるが、当然ながら多くのビッグクラブが獲得に乗り出すとした。
その中で、イタリア王者ユベントスは早くからアラバの獲得を狙うクラブとして名前が挙がってきた。その状況下で、レポートではアラバ側が要求するのは年俸1500万ユーロ(約18億円)だと報じられている。
他にもスペインの強豪レアル・マドリードや、バイエルン時代の恩師でもあるグアルディオラ監督が率いるシティが獲得に興味を持つとされるが、アラバの要求額を最低ラインとして、付帯条件などの競争が繰り広げられることになりそうだ。
年明けから具体的な交渉に発展し、早期に決着がつく可能性もあるアラバの去就は、来季に向けた“ゼロ円移籍”の注目ポイントになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)