ユベントスがアラバ&チャルハノール獲りへ? 来夏補強の「最優先事項」と伊紙報道
幅広いプレーが可能なアラバ、ミランと契約交渉が難航中のチャルハノールに白羽の矢か
今季限りで契約満了を迎える可能性がある名手は来夏の獲得に向けて多くのクラブが準備を始める時期にあるが、イタリア王者ユベントスもまた例外ではないようだ。イタリア紙「トゥット・スポルト」が報じている。
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近年のユベントスは、フランス代表MFアドリアン・ラビオやウェールズ代表MFアーロン・ラムジーといった選手たちを、契約満了に伴う“ゼロ円移籍”で獲得した。過去をさかのぼっても、現監督のアンドレア・ピルロ氏もまた、ACミランと契約満了した直後にユベントスへとやってきた名手だ。
その中で、今季終了後の動向が注目される存在として名前が挙がるのは、バイエルン・ミュンヘンのオーストリア代表DFダビド・アラバだ。サイドバックを主戦場としながらも幅広いプレーが可能なアラバは、どんなチームだろうと欲しい選手だと言えるだろう。ユベントスはこのビッグネームに狙いを定めているという。
また、国内リーグでも首位を争うミランの「10番」、トルコ代表MFハカン・チャルハノールは契約延長交渉が難航しているとされる。現在の250万ユーロ(約3億円)の年俸から600万ユーロ(約7億2000万円)へのアップを希望するトップ下とは合意に至っていない。
ユベントスはラムジーの放出説が根強い一方で、このチャルハノール獲りにも動いているという。トゥット・スポルト紙は伝統的にユベントス寄りであるとされるうえに、当然ながらその情報が多いが、「クラブの来年夏へ向けた2つの最優先事項」として、アラバとチャルハノール獲得へ動く方針を報じた。
現在、セリエAで首位を走るミランから見れば、あってはならないライバルクラブへの主力流出危機だとも言えるが、新型コロナウイルスの影響で多くのクラブが減収傾向にあるなか、移籍金が必要ない契約満了選手は例年以上の注目を集めることになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)