ミランが見抜けなかった才能 オーバメヤンの移籍金はわずか5年で100倍の112億に

かつて1億1千万で売却

 ACミランが2011年に100万ユーロ(約1億1000万円)で放出したストライカーの移籍金は現在、1億ユーロ(112億円)まで高騰し、5年間で100倍となった。独紙「キッカー」が報じている。

 ドルトムントのガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンは、07年1月からミランの下部組織でプレーしていた。だが、ミランでは出場機会を手にできず、フランスリーグへの期限付き移籍を繰り返した。11年には、サンテティエンヌに移籍金100万ユーロで旅立った。

 オーバメヤンの代理人は、当時を振り返って「下部組織のコーチはイタリア人を優先していた」と、口にしていた。だが、彼はミラネッロを離れた後の武者修行でメキメキと成長。今季は、リーグ25試合22得点と得点ランク2位につけている。

 

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