ナポリがイブラ争奪戦に参戦 優勝請負人として“真心オファー”を準備か

エースのイグアインを上回る好条件を用意

 スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチは今季限りでパリ・サンジェルマンと契約満了となる。そのカリスマ獲得に向けて、意外なチームが名乗りを上げている。現在セリエAの2位につけてユベントスとデッドヒートを繰り広げるイタリア南部の雄、ナポリが今季終了後のイブラ争奪戦に参戦することが明らかになった。地元誌「ナポリ・マガジン」が報じている。

 ナポリは優勝請負人に2年契約を提示する方針だという。年俸は800万ユーロ(約10億円)だが、ナポリがセリエA優勝時には1000万ユーロ(約12億6000万円)まで跳ね上がる条件を準備しているようだ。

 ナポリの前線には、今季30試合29ゴールと、得点ランク首位を独走するFWゴンサロ・イグアインが健在だ。そのアルゼンチン代表ストライカーの年俸でさえ550万ユーロ(約7億円)だという。ナポリ首脳陣のイブラに対する評価の高さを証明する内容となっている。

 マンチェスター・ユナイテッド、アーセナルなどのプレミア勢に加え、中国政府が年俸95億円を提示し、フットボール界の顔として招聘を画策していると報じられている大人気のカリスマ。ナポリの”真心オファー”は、唯我独尊のストライカーにどう響くのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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