バルサ18歳FWファティ、誕生日当日の相手翻弄股抜きに称賛 「最大4人を引きつけた」
後半8分、対峙したアラベスDFラグアルディアを手玉に取って股抜きに成功
バルセロナのスペイン代表FWアンス・ファティは、現地時間10月31日のリーガ・エスパニョーラ第8節アラベス戦(1-1)に先発出場。18歳の誕生日に自ら祝砲とはいかなかったが、海外メディアは鮮やかな股抜きにスポットライトを当てている。
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前半31分にアラベスに先手点を許したバルセロナは、後半18分にフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが今季リーグ戦初ゴールを決めて同点。その後、勝ち越すことはできず、敵地で勝ち点1獲得にとどまった。
そのなかで、この日が18歳の誕生日となったファティは軽快な動きを見せた。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシやフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンとの関係性も良く、積極的にゴールへアタック。特に、後半8分に繰り出したワンプレーはテクニックが凝縮されていた。
ペナルティーエリア内でボールを受けたファティは、アラベスDFビクトル・ラグアルディアと対峙。中央へパスを出すかのようにキックフェイントを入れ、相手が大きく足を広げたところで、股を抜いてゴールライン際を突破したが、ラストパスを受けたグリーズマンのトラップが乱れてゴールにはつながらなかった。
スペイン紙「スポルト」は、「アラベスのDFにとってまさに“親知らずの痛み”だった」と言及。「ファティは素早く足元にボールを置くと、相手ディフェンスに混乱が生じ、1対1となった。彼は狭いスペースの中で股抜きを敢行し、最大4人を引きつけた」と報じている。
ゴールでの祝砲とはならなかったが、18歳にして名門バルセロナでレギュラーを張っている所以を示したワンプレーだったと言えるだろう。
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