「2人とも役に立たなかった」 リバプールOB、スタメンで不発の南野&オリギを酷評
ジョッタはゴールで結果を残すも、先発抜擢の南野は低調なパフォーマンスに終始
リバプールの日本代表MF南野拓実は、現地時間27日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節ミッティラン戦(2-1)で先発起用されるも不発に終わった。クラブOBのニール・メラー氏は、同じくスタメンだったベルギー代表FWディボック・オリギとともに、「チャンスを与えられるも役に立たなかった」と酷評している。英メディア「HITC」が伝えている。
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新型コロナウイルスの影響で、特にUEFA大会に参戦するチームは過密スケジュールが強いられるなか、ユルゲン・クロップ監督率いるリバプールはプレミアリーグ第6節シェフィールド・ユナイテッド戦(2-1)から中2日で迎えたミッティラン戦で主力を温存。控え組の南野、オリギ、ポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタが3トップに起用された。
スコアレスのまま迎えた後半10分、ジョッタはイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドとスイス代表MFジェルダン・シャキリのワンツーによる右サイドの打開から、折り返しをゴールネットに押し込み見せ場を作るも、南野とオリギはインパクトを残せず。2人ともにジョッタの先制ゴールから5分後に交代となった。
リバプールOBのメラー氏は、英衛星放送「スカイ・スポーツ」のインタビューで、「彼(クロップ監督)はミナミノとオリギにチャンスを与えたが、2人とも役に立たなかった。ミッティランを称えるべきだ。リバプールは鋭さに欠けていたし、クオリティーもあまり良くなかった。ほんの少しのチャンスしか作れず、ミッティランの守備をほとんど煩わせることができなかった」と酷評している。
ただ、南野とオリギが良いパフォーマンスが見せられなかった要因には、プレー機会が少ないこともあるとの見解を示したメラー氏。過密日程のなかで今後もっと出場機会が与えられると予想しつつも、ミッティラン戦に関しては「リバプールは試合のほとんどの時間でフラストレーションが溜まっていたことだろう」と語っていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)