ソン・フンミン×ケイン、リーグ歴代2位の“最強コンビ” モウリーニョ監督もご満悦「彼らに称賛を」
バーンリー戦でソン・フンミンのダイビングヘッド弾をケインがアシスト
トッテナムは現地時間26日にプレミアリーグ第6節でバーンリーと対戦。イングランド代表FWハリー・ケインのアシストから韓国代表FWソン・フンミンが決勝点を奪い、1-0で勝利を収めた。チームを率いるジョゼ・モウリーニョ監督は試合後に、阿吽の呼吸が光る2トップへ称賛を送っている。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じた。
バーンリーの敵地に乗り込んだトッテナム。0-0から試合が動いたのは後半31分だった。右サイドからのCKからアルゼンチン代表MFエリック・ラメラが左足でクロスを送ると、ケインが頭でそらし、流れたボールをソン・フンミンがダイビングヘッドでゴールへと押し込んだ。
ソン・フンミンの今季リーグ戦8点目となるこのゴールが決勝点となり、トッテナムは1-0で勝利。チームは5位に浮上している。ソン・フンミンはリーグ得点ランキングで単独トップに立ち、ケインは今シーズン早くも8アシスト目を記録した。
第2節のサウサンプトン戦ではソン・フンミンが1試合4得点を決め、その全てをケインがアシスト。抜群のコンビネーションを誇る“プレミア最強2トップ”の活躍が目覚ましいトッテナムだが、チームを率いるモウリーニョ監督も自慢の2トップについて次のように語っている。
「これはマウリシオ(・ポチェッティーノ前監督)の時代からあったお互いの理解だと思う。私は手柄を全て自分のものにはしたくない。マウリシオと分かち合おう。やり方は違ったとしても、彼らは長い間一緒にプレーしてきた。
今、ハリーは常に9番としてプレーしているわけではない。彼がいくつかのエリアに入ることで、ソンもまた別のエリアに入ることができる。今日のゴールはセットプレーだから文脈は少し異なるが、それよりもハリーとソンが私を喜ばせているのは、2人がトッププレーヤーというだけでなく、親友で、嫉妬することなく、お互いのためにプレーしている。2人ともチームのため、トッテナムのためにプレーしている。だから彼らに称賛を送る。2人とも素晴らしい選手だ」
「スカイ・スポーツ」のスタッツによると、ケインとソン・フンミンのコンビで生まれたプレミアリーグでのゴールは通算「29」となった。これは元チェルシーのフランク・ランパードとディディエ・ドログバのコンビによる36得点に次ぐリーグ歴代2位の記録になったという。現在のプレミアリーグにおける“最強コンビ”と称されるにふさわしいことを数字で証明している。