「エメリ、やっと認める」 久保建英、リーグ戦初スタメン起用にレアルメディアが反応
リーグ戦7試合目で初先発も、62分間プレーして目に見えた結果は残せず
ビジャレアルの日本代表MF久保建英は、現地時間25日に行われたリーガ・エスパニョーラ第7節カディス戦で今季リーグ戦初のスタメン出場。後半17分に途中交代となり、チームもスコアレスドローに終わったが、保有権を持つレアル・マドリード専門メディアは、「エメリ、やっとクボを認める」と待望の初先発を取り上げている。
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ウナイ・エメリ監督は、22日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第1節のスィヴァススポル戦(5-3)で1得点2アシストの活躍を見せた久保をリーグ戦初スタメンに抜擢。4-3-3システムを採用し、3トップは中央にスペイン代表FWパコ・アルカセル、右に久保、左にMFモイ・ゴメスが並んだ。
久保は前半3分、敵陣でくさびを受けた際、背後からカディスDFフアン・カラに右足を削られ、しばらく足を引きずる時間帯もあったがプレーを続行。同16分には、左サイドからの崩しに、ダイアゴナルな動きでゴール前へ走り込んだが、背後からカディスDFアルフォンソ・エスピーノに倒されるもノーファウル判定となった。
久保は右サイドから果敢にドリブルで仕掛けたが、カディスの堅い守りを崩すことはできず。ビジャレアル自体もボールを支配しながらチャンスのないまま、久保は後半17分にナイジェリア代表MFサムエル・チュクウェゼと無念の途中交代になった。
しかし、レアル専門メディア「Defensa Central」は、久保のリーグ戦初先発をポジティブに捉えている。「エメリ、やっとクボを認める:リーガでも初めて先発起用」と題し、「タケフサ・クボがカディス戦でビジャレアル(でのリーグ戦)初となる先発。ウナイ・エメリが日本人選手を信頼する」と伝えた。
もっとも、ELスィヴァススポル戦で結果を残したとはいえ、コンスタントに結果が求められるのも事実。29日のELグループステージ第2節カラバフ(アゼルバイジャン)戦以降、アピールを続けていくことが久保に求められそうだ。