中村俊輔、スコットランド誌が特集! “超絶ゴール”をファン投票で選出…半数以上の人気1位は?

セルティック時代のMF中村俊輔【写真:Getty Images】
セルティック時代のMF中村俊輔【写真:Getty Images】

スコットランドの週刊誌「The Celtic View」が公式ツイッターでファン投票を開催

 元日本代表MF中村俊輔(横浜FC)はセルティック時代に数々のスーパーゴールを挙げてきた。スコットランドの週刊誌「The Celtic View」が公式ツイッターで、ベストゴールをファン投票により選出。2006年にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の舞台でイングランドの名門マンチェスター・ユナイテッド相手に決めた伝説の直接フリーキック弾が57.6%と圧倒的な支持を得た。

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 2005年にスコットランドへ渡った中村は、セルティックでリーグ優勝3回、2006-07シーズンには年間最優秀選手に輝くなどレジェンドとして語り継がれる活躍を見せた。

 断トツで1位に輝いたのは、2006年11月21日に行われた2006-07シーズンのCLグループステージ第5節でユナイテッドをホームに迎えた一戦での伝説のゴール。中村はスコアレスのまま試合終盤となった後半36分、ゴールまで30メートルほどの距離から放たれたボールは鋭く曲がりながら壁の上を越え、当時は世界一のGKの1人と称されていた元オランダ代表GKエドウィン・ファン・デル・サルの手も届かないゴール右上のコースに吸い込まれた。

 28.3%で2位に選ばれたのは、2008年4月16日に行われたレンジャーズ戦(2-1)で飛び出した先制ゴール。0-0で迎えた前半20分にピッチ中央でトラップした中村は、ゴールまで約30メートルの位置から豪快に左足を振り抜いた。アウトサイドにかかった一撃は、ゴール正面へ飛んだかに思われたが、そこから左に向かって急カーブ。衝撃の軌道を描いてネットに突き刺さった。

 3位は12.6%の支持を集めた、2007年4月22日の敵地キルマーノック戦で決めたリーグ優勝決定FK弾。勝てばリーグ優勝というなか、1-1のまま後半アディショナルタイムを迎えたセルティックは相手エリア手前でFKを獲得。中村が低い弾道のFKを放つと、ボールは左サイドネットに吸い込まれた。

 そして、4位は2006年12月26日のダンディー・ユナイテッド戦でのループ弾。今回の投票では1.6%と最も得票率は低かったが、ペナルティーエリア外、左45度の位置でボールを受け、ここしかないという絶妙な軌道を描くループシュートでGKの頭上を抜いて鮮やかにネットを揺らした中村のゴールは、年間最優秀ゴール賞にも選ばれた芸術的なものだった。

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