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シャビ監督、移籍先探す好敵手の元英代表MFにエール 「世界最高の中盤の選手となり…」
シャビ監督が現在無所属のMFウィルシャーについて言及 「恐ろしい怪我がなければ…」
アル・サッドのシャビ・エルナンデス監督が現在無所属で新天地を探す元イングランド代表MFジャック・ウィルシャーの復活に期待しているようだ。英紙「デイリー・レコード」が「彼(ウィルシャー)は世界最高の中盤の選手になると思っていた」などと語ったスペイン人指揮官のコメントを報じている。
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ウィルシャーは先日、2018年から所属していたウェストハムとの契約を解除。フリーエージェントとなり、移籍先に注目が集まっている。インタビューではスペインやイタリアなど国外挑戦の可能性も示唆しつつ、元イングランド代表MFスティーブン・ジェラード監督率いるスコットランドのレンジャーズ加入の噂も浮上している。
そんなウィルシャーについて、かつてピッチでしのぎを削ったシャビ監督がコメントしている。元スペイン代表MFはウィルシャーの能力と秘めたるポテンシャルを絶賛している。
「私は長年、ジャックに対して多くの敬意を持っていた。(2011年に)彼はバルセロナを相手に素晴らしいパフォーマンスを見せた。私は彼が世界最高の中盤の選手となり、イングランドサッカーの未来になると思っていた。恐ろしい怪我がなければ、その予測は実現していただろう」
2008年に16歳でアーセナルのトップチームデビューを果たしたウィルシャーだが、度重なる怪我に悩まされ、戦線離脱と復帰を繰り返す悲運のキャリアを過ごしてきた。まだ28歳だが、イングランド代表からも遠ざかってしまった。
しかし、シャビ監督は噂にのぼるレンジャーズへの加入がウィルシャーのキャリアを立て直す絶好の機会になると見ているようだ。次のように語っている。
「ジェラードは間違いなく彼のファンになるだろう。彼らは非常によく似たクオリティーを共有している。怪我によるリスクはあるだろうが、レンジャーズが彼の怪我をうまく管理し、健康に保つことができれば、彼はスコットランドで最高の選手になるだろう」
世界最高のパサーと称されたシャビ監督もその実力を認めるウィルシャー。新天地は未定だが、この受難の時を乗り越え、完全復活を果たすことができるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)