“無冠の帝王”ラニエリが育て代表に初招集された11人 伝説の闘将や本田同僚の名も…

才能を見抜く眼力と、卓越した育成手腕を証明する豪華陣容

 日本代表FW岡崎慎司の所属するレスターを率いるクラウディオ・ラニエリ監督は、これまでに多くの才能を発掘し、一流の選手へと育て上げてきた。このイタリア人指揮官は欧州トップリーグでの優勝経験がないものの、その手腕は高く評価され、チェルシーやユベントス、インテルなどの複数のビッグクラブを率いてきた。

 英サッカー情報サイト「Squawka」では、ラニエリ監督の下でプレーしたクラブで、代表に初招集されたスター選手11人を紹介。現レスターの主力選手から、チェルシーのレジェンド、ACミランで日本代表FW本田圭佑の同僚など様々な顔ぶれが揃った。

 1人目は、今季レスターで主力を貼るMFエンゴロ・カンテ。無尽蔵のスタミナを生かして攻守に奔走するダイナモは、17日に発表されたフランス代表に初招集されたばかり。開幕前はほぼ無名の存在だったが、ラニエリ監督がフランス1部のカーンから引き抜き、レギュラーに抜擢した。

 2人目はインテルのMFジェフリー・コンドグビア。今夏にミランとの激しい争奪戦の末にインテルへ渡った左利きの大型ボランチは、ASモナコでラニエリ監督の指導を受けた。そして3人目も同じくモナコ時代の教え子で、今季パリ・サンジェルマンに加入した左サイドバックのレイヴァン・クルザワ。14年11月にフランス代表にデビューしている。

 4人目はチェルシーの元イングランド代表DFジョン・テリー。クラブがロマン・アブラモビッチオーナーに買収される前の2003年、ラニエリ監督はテリーにキャプテンマークを与え、その後代表デビューを果たした。

 

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