大失速のアーセナル 今夏のイブラヒモビッチ獲得へ、すでに正式オファーか
PSG退団を明言しているカリスマ 週給4000万円がネックに?
今夏の去就が最も注目される大物は、ロンドン行きに前進したのだろうか。英地元紙「デイリー・ミラー」によると、アーセナルはパリ・サンジェルマン(PSG)のスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチの獲得を希望し、すでにオファーも送っているという。
今季のアーセナルは、ライバルと目されたチェルシーやマンチェスター・ユナイテッドの低迷により、リーグ優勝にまたとないチャンスを得ていた。序盤からアシスト王のドイツ代表MFメスト・エジルを中心としたチームは、優勝争いを演じてきた。
しかし、この終盤に来て一気に調子を落とし、3連覇の懸かっていたFAカップとUEFAチャンピオンズリーグで立て続けに敗戦。リーグでも首位レスターとの勝ち点差は11に開いた(アーセナルは1試合未消化)。毎年の恒例とも言える大失速にファンもため息をつき、一部ではアーセン・ベンゲル監督の解任を求める声も上がっている。
そこで、クラブは来季の新たな軸となる存在として、スウェーデンの英雄に熱視線を送っている。ただし、イブラヒモビッチはすでに34歳。これまで若手選手の発掘に目を光らせてきたベンゲル監督のポリシーとは異なる点や、週給約4000万円という巨額のサラリーはネックになると見られている。
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