エイバル乾、“ボール追い越し→反転”のトリックフェイントに言及 「ボール忘れた」

エイバルMF乾貴士のトリックフェイントが反響【写真:Getty Images】
エイバルMF乾貴士のトリックフェイントが反響【写真:Getty Images】

バジャドリード戦の前半14分、相手DFペレスを翻弄するテクニックを披露

 スペイン1部エイバルのMF乾貴士が公式インスタグラムを更新。現地時間3日に行われたリーガ・エスパニョーラ第5節バジャドリード戦(2-1)での自身のワンプレーに、お茶目に“ツッコミ”を入れている。

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 2019年にエイバルに復帰し、在籍通算5年目を迎えた乾は、今季開幕から全試合でスタメン出場。バジャドリード戦では1トップで起用された新加入FW武藤嘉紀の後ろに、トップ下のような形で入った。

 乾は1-1で迎えた前半アディショナルタイム、ペナルティーエリア外左をドリブルで突破すると、ゴールライン際をえぐって左足でクロス。ニアサイドに走り込んだ武藤がシュートを放ったが、惜しくもボールは相手GK正面に飛んでしまった。後半5分には、ペナルティーエリア外から思い切り良く右足を一閃。ミドルシュートが敵に当たって宙に浮いたボールを武藤がダイレクトで狙うも、枠を捉え切れなかった。

 後半45分にエイバルのポルトガル代表DFケビン・ロドリゲスが値千金の決勝ゴールを挙げ、敵地で今季初勝利を飾ったなか、乾がインスタグラムのストーリー(24時間で自動削除される写真・動画)で自ら触れたのが前半14分のプレーだ。

 左サイドのタッチライン際でパスを受けた乾は、中央へ向かってダッシュ。バジャドリードDFルイス・ペレスが並走してチェックに来たが、ワンタッチしていたボールを通り越すとすぐさま反転し、虚を突いてマークを振り切った。その後、相手が詰めてこないと見るや、右サイドへ大きくサイドチェンジをしている。

「ボール忘れた」

 “薄笑い”の顔文字をつけてこのように振り返ったドリブル。本当に“忘れた”かは乾のみぞ知るところだが、いずれにしても対峙したペレスには有効な一手となった。

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