“オール海外組”日本代表「ポジション争いの構図」 中島不在の影響、19歳久保の立ち位置は?

久保建英のトップ下での起用は実現するだろうか【写真:Noriko NAGANO】
久保建英のトップ下での起用は実現するだろうか【写真:Noriko NAGANO】

主軸の中島不在で原口が“昇格”!? トップ下・久保が見られるかにも注目

■右サイドハーフ
堂安 律(ビーレフェルト)
伊東純也(ヘンク)

 PSVで定位置を掴み切れず、ドイツ1部に昇格したビーレフェルトへ新天地を求めた堂安は、まだ移籍後ゴールがない。開幕全7試合にフル出場し、鋭いドリブルとクロスで2得点1アシストを記録している伊東のほうが、ここまではコンディションの良さが際立つ。森保監督がどちらをスタメン起用するか、注目が集まる。

■トップ下
南野拓実(リバプール)
久保建英(ビジャレアル)
鎌田大地(フランクフルト)

 トップ下は森保ジャパン発足以降、南野が不動の存在として君臨してきた。今季は2年目を迎えたリバプールで移籍後初ゴールも記録するなど、イングランドでのプレーにアジャストしつつある。注目株は、やはり久保だろう。ビジャレアルではベンチスタートが続いているが、両サイドやトップ下で起用されてきた。日本代表でも、中央でどこまでプレーできるのか、出場時間を与えて試したいところだ。2023年まで契約延長したフランクフルトでトップ下を務める鎌田もチャンスをうかがう。

■左サイドハーフ
原口元気(ハノーファー)
三好康児(アントワープ)

 これまでと最も変化のあるポジション。体制発足から「10番」を背負ってきた中島翔哉がポルトで長期間プレーしていないため、招集が見送られた。森保監督は「所属チームで結果を出して、監督や選手の信頼を掴み取ってまた代表に復帰できるように日常の活動をしてもらいたい」とメッセージを送っている。原口が“繰り上がり”で1番手となり、2列目はどこでもこなせるアタッカーの三好が左に回る形か。

■1トップ
大迫勇也(ブレーメン)
鈴木武蔵(ベールスホット)
岡崎慎司(ウエスカ)

 不動の大迫、代表に定着した鈴木に続き、岡崎が昨年6月のコパ・アメリカ以来となる代表復帰。自身初のスペイン1部で溌剌としたプレーを見せており、ポジション争いのみならず、チームの士気を高めてくれるだろう。“大迫不在時”を想定した戦いにトライするのか、森保監督の起用も鍵の一つになりそうだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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