スアレス、アトレティコ移籍で合意か バルサが“移籍金ゼロ”で放出とスペイン紙報道

ウルグアイ代表FWルイス・スアレス【写真:AP】
ウルグアイ代表FWルイス・スアレス【写真:AP】

同国のライバルへ移籍、目標達成に応じて最高3.6億円がバルサ側に支払われる

 今オフのバルセロナでロナルド・クーマン新監督から“戦力外通告”をされたウルグアイ代表FWルイス・スアレスの行き先が、同じくスペインのリーガ・エスパニョーラのライバルであるアトレティコ・マドリードで合意した模様だ。スペイン紙「マルカ」や「AS」など各メディアが報じている。

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 スアレスは昨シーズンを終えた直後、クラブ立て直しのために就任が決まったクーマン監督からクロアチア代表MFイバン・ラキティッチ(現セビージャ)らとともに構想外であることを伝えられていた。一時期はセリエAの絶対王者ユベントスへの加入がほぼ濃厚と見られていたが一転して破談となり、新たな移籍先を探していたところ、ディエゴ・シメオネ監督率いるアトレティコが手を挙げた。

 バルサのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長は、同リーグのライバルにスアレスを放出することを是とはしていなかったものの、現地時間22日に行われた代理人とのミーティングでアトレティコ移籍を認める方針で“折れた”という。「AS」によると移籍金は発生しないものの、目標達成に応じて最高200~300万ユーロ(約2億4000万~3億6000万円)をバルサ側に支払う形になる模様だ。

 またユベントスは、このタイミングでアトレティコ所属のスペイン代表FWアルバロ・モラタが買い取りオプション付きのレンタル移籍で、2016年以来の復帰を果たすことを発表している。スアレスを迎え入れる環境を整えたアトレティコと、人員を整理したバルサ。王者レアル・マドリードを追う2クラブにとって、この移籍はどちらが利することになるのか注目が集まる。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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