武藤&乾の日本人コンビ、海外期待「エイバルは日本人とともに攻撃を活性化させるつもり」
武藤がエイバルへの期限付き移籍が決定「同胞の乾と一緒にロッカールームを共有する」
スペイン1部エイバルは現地時間16日、ニューカッスルからFW武藤嘉紀を期限付き移籍で獲得したことを発表した。契約期間は今季終了までとなっているが、海外メディアは「エイバルは、日本人とともに攻撃を活性化させるつもりだ」と日本人コンビの躍動に期待している。
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2018年夏にマインツからニューカッスルへ移籍した武藤は、念願だったプレミアリーグ挑戦のチャンスをつかんだが、待っていたのは苦悩の日々だった。リーグ初先発を飾った昨季第8節のマンチェスター・ユナイテッド戦(2-3)でゴールを奪う幸先の良いスタートを切ったものの、それ以降は徐々にピッチに立つ機会が減少していった。
昨季もリーグ戦8試合の出場でノーゴールに終わり、事実上の構想外。今季は新加入していたイングランド代表FWカラム・ウィルソンに背番号「13」を譲渡する形となっていた。スティーブ・ブルース監督もニューカッスル公式サイトで、武藤がスペインクラブに移籍すると明言。そして、実際にエイバルへの期限付き移籍が決定した。
契約は今季終了後までとなっており、武藤にとってはスペイン初挑戦となるが、海外メディアはエイバルに在籍する先輩の乾との共演に注目。スペイン紙「AS」は「エイバルは、日本人とともに攻撃を活性化させるつもりだ」とエイバルが今季日本人コンビの躍動に期待を寄せていると指摘していた。
スペイン地元紙「El Diario Vasco」は「武藤は、日本代表でも時間をともにした同胞の乾と一緒にロッカールームを共有し、一緒に行動することもできる」と、スペイン初挑戦でも心強い存在がいると強調している。武藤にとってはニューカッスルで難しい時間を過ごしただけに、エイバルでは鬱憤を晴らす活躍を披露してほしいところだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)