アトレティコFWモラタ、古巣ユベントス復帰へ強化部に”プレス” 家族の事情で退団希望
アトレティコFWモラタ、双子を育てる妻がイタリアでの生活を望む
アトレティコ・マドリードのスペイン代表FWアルバロ・モラタが、古巣であるイタリア王者ユベントス行きを望んで退団への“プレッシング”を行っているという。イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」が報じている。
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モラタは2010年から14年夏までレアル・マドリードでプレーし、その後にユベントスへ移籍。そこで2シーズンプレーした後、レアルの買い戻し条項行使により戻ったが、わずか1年でイングランド・プレミアリーグのチェルシーへ放出。その後、昨年1月にアトレティコへ半年間の期限付き移籍となった後に夏からは完全移籍になった。
一方で、モラタの妻であるアリス・カンペッロさんは、双子の子育てもあり母国であるイタリアでの生活を強く望んでいるという。イングランドでの不安定さにつながった一因ともされる家族の事情があり、モラタはアトレティコの強化部に対して退団への“プレッシング”を行っているとされた。
その背景には新シーズンに向けた移籍市場でセンターフォワードを必要とする古巣ユベントスの状況があるとされる。バルセロナのウルグアイ代表FWルイス・スアレスやローマのボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコを獲得する交渉もまとまっていないとされるなかで、モラタはユベントス復帰を望んでいるとされた。
クラブの文化やイタリアでの生活、さらにはセリエAの特徴を知るストライカーは補強ポイントに合致する存在なのは間違いなく、ユベントスの新監督アンドレア・ピルロ氏とはチームメートの関係でもあった。果たして、モラタは妻の望む復帰を古巣のストライカーに収まるという形で実現することができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)