レアル解任2カ月でプレミア帰還!? 降格危機の”北の名門”がベニテスに急接近
19位に沈むニューカッスル 窮地脱出へ”カップ・マスター”招聘に動くか
名門レアル・マドリードを追われた男が、早くもプレミアリーグでの現場復帰に近づいている。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」によれば、成績不振で降格圏の19位に沈むニューカッスルがラファエル・ベニテス氏に急接近し、新監督に迎えようとの動きを強めているという。
今季からニューカッスルはイングランド代表監督などの指揮経験のあるスティーブ・マクラーレン監督を招聘。しかし、ニューカッスルが28節(1試合未消化)を戦い終えた時点での順位は19位で、このままでは2部降格となる。この窮地から脱すべく監督交代に踏み切る考えを固めた。前レアル・ソシエダ監督のデイビッド・モイーズ氏、リバプールの前監督ブレンダン・ロジャース氏なども候補に挙がっていたが、本命はベニテス氏のようだ。
ベニテス氏は昨夏、古巣であるスペインの名門レアルの監督に就任。しかし、今年1月には解任されたばかりだった。バレンシア、リバプール、チェルシーという名門を率いてタイトルを獲得してきた男の手腕は、やはり高く評価されている。
カップ戦でめっぽう強く、“カップ・マスター”とも呼ばれるスペイン人指揮官だが、今回は残留争いという難しいミッションを託されることになりそうだ。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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