南野は「同僚と密接な関係を築いた」 “プレシーズンの勝者”と英紙指摘「本当に立場を確立」

リバプールMF南野拓実の評価が上がっている【写真:Getty Images】
リバプールMF南野拓実の評価が上がっている【写真:Getty Images】

躍動するプレシーズンに高評価「多様性を示し、クロップに多くをもたらすと証明」

 リバプールは現地時間12日、2020-21シーズンのプレミアリーグ開幕戦で昇格組のリーズ・ユナイテッド戦と対戦する。王者としてリーグ2連覇に臨むシーズンとなるが、英メディアは日本代表MF南野拓実について「プレシーズンで本当に立場を確立した」と太鼓判を押している。

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 昨季30年ぶりのリーグ制覇を果たしたリバプールは、約2週間の短期休暇を経て、オーストリアでキャンプイン。初のプレシーズンに臨む南野は、現地時間8月29日に行われたコミュニティー・シールドのアーセナル戦で移籍後初ゴールをマークすると、9月4日のブラックプール戦では1ゴール1アシストを記録した。

 昨季はノーゴールノーアシストに終わったものの、今夏のプレシーズンでは印象的なパフォーマンスを披露。そのなかで、英地元紙「リバプール・エコー」は「リバプールのプレシーズンの勝者と敗者」と見出しを打ち、シーズン開幕前にアピールに成功した選手、失敗した選手を取り上げている。

 記事では、成功者の筆頭として南野を列挙。「この日本代表はプレシーズンで本当に立場を確立した。南野は同僚と密接な関係を築いた。それだけではなく、パフォーマンスも負けていない」と、充実したプレシーズンを過ごしているとし、PK戦の末に敗れたアーセナル戦についても、「条件をイーブンにするためにチームを救う瞬間のヒーローとなった」と振り返っている。

 また、ブラックプール戦に関しても、「背番号18番はピッチで最高の選手になった。攻撃面の多様性を示し、新シーズンでクロップに多くをもたらすと証明したことで、様々な役割で抜擢されるだろう。サポーターは彼の飛躍にワクワクする資格がある」と太鼓判を押している。

 連覇の鍵を握るキーマンの1人は南野と言っても、過言ではないかもしれない。

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