レオナルドSD、メッシのPSG入りの可能性に言及 「ベッカムもPSGで現役を終えた」
「メッシとC・ロナウド後の世界最高の2選手」 ネイマールとムバッペの残留も希望
バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの退団が報じられてから、パリ・サンジェルマン(PSG)は有力な移籍先の一つに挙げられてきた。PSGのスポーツ・ダイレクター(SD)を務める元ブラジル代表MFレオナルド氏が、メッシ獲得の可能性について言及した。スペイン紙「AS」が報じている。
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2020-21シーズンも、メッシはバルセロナに残留することとなったが、一時は退団を宣言して世界中をざわつかせた。移籍先の候補にはイングランドのマンチェスター・シティ、イタリアのインテル、アメリカのインテル・マイアミに加え、PSGの名前も挙がっていた。
天文学的数字の移籍金がかかることから、複数のクラブはメッシ獲得を否定。だが、レオナルドSDは「経営状況を考えると、とても難しい」と前置きをしつつも、PSGは実際にメッシ獲得を検討していたと明かしている。
「メッシが退団を希望していると聞かされた時、私たちは獲得する気になっていた。自分自身に問いかけたよ。現実的に起こりえるのか?ってね。彼らは議論の余地がない選手だ。でも、分からない。デイビッド・ベッカムもPSGで現役を終えた。メッシがパリで現役を終えるか? それは分からないよ」
また、レオナルドSDはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で準優勝に導いたブラジル代表FWネイマール、フランス代表FWキリアン・ムバッペのコンビについても言及。前者はバルセロナへの復帰、後者はレアル・マドリードへの移籍が報じられるが、レオナルドSDは、彼らをクラブに留めたい考えがあるようだ。
「私たちは彼らとともに戦い続けたい。誰に対しても、これは明確だ。私たちは彼らと戦い続ける。彼らのような選手が2人も同じチームにいることは、奇跡的なことだ。メッシとC・ロナウドは、それぞれ別のクラブにいた。私たちはメッシとC・ロナウド後の世界最高の2選手を抱えているんだ」
メッシ獲得の可能性を否定しなかったレオナルドSD。メッシは来シーズン限りでバルセロナとの契約は満了を迎え、移籍金ゼロでの獲得も可能になる。ネイマール、ムバッペを残留させた先には、メッシとの超豪華トリオ結成を狙っているのかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)