プレミア2クラブで“冨安争奪戦”激化? 英紙注目「トミヤスを巡る移籍市場のバトル」
冨安にプレミアリーグ参戦の可能性が浮上 ウェストハムとニューカッスルが関心か
ボローニャの日本代表DF冨安健洋は、今夏でのプレミアリーグ参戦の可能性が報じられている。そのなかで英メディアは「1600万ポンド(約23億円)する日本人DFトミヤスを巡るウェストハムとニューカッスルの移籍市場のバトル」と見出しを打ち、“冨安争奪戦”の激化を伝えている。
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冨安は昨夏にベルギーのシント=トロイデンからボローニャへ移籍。それまではセンターバック(CB)を主戦場としてきたが、右サイドバック(SB)として新境地を切り開き、リーグ戦29試合に出場した。第34節ACミラン戦(1-5)では豪快な左足シュートを沈め、セリエA初ゴールも記録している。
イタリア国内からはASローマが冨安の獲得に乗り出していると報じられていたが、プレミアリーグからはウェストハムとニューカッスルが関心を寄せているという。英紙「ザ・サン」は「1600万ポンド(約23億円)する日本人DFトミヤスを巡るウェストハムとニューカッスルの移籍市場のバトル」と見出しを打って取り上げている。
特にウェストハムはアカデミー育ちの若手MFグレイディ・ディアンガナを放出したばかりであり、記事では「ウェストハムは“苦渋の決断”による1800万ポンド(約25億円)の売り上げはクラブにとって最善策と主張し、補強に回すことができるとしている」と現状を説明。その一方で、ニューカッスルについては「冨安を右SBイェドリンの代役に据える可能性がある」と伝えた。
ボローニャは2024年6月まで契約を残しているため、クラブが冨安を安売りすることはないだろうが、資金力のあるプレミアクラブへの移籍は実現する可能性も残されていそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)