「“メッシ役”を約束されていたが…」 グリーズマン流出の噂が再燃、英3クラブが熱視線
絶対的エースの急転残留でグリーズマンに移籍の噂が再浮上
バルセロナのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンは、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシに代わる新エースとしての期待があったものの、ここにきて移籍の噂が再燃している。グリーズマンに対しプレミアリーグのリバプール、アーセナル、マンチェスター・ユナイテッドなどのメガクラブが熱視線を送ると、英紙「デイリー・メール」が報じた。
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グリーズマンは2019年夏にアトレティコ・マドリードから移籍金1億2000万ユーロ(約151億円)でバルセロナに加入。メッシ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスと“トリデンテ”を組み、公式戦48試合で21得点を挙げていた。
グリーズマンはバルセロナのスタイルに徐々に順応していったものの、チームはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝バイエルン・ミュンヘン戦で2-8と歴史的大敗を喫するなど、12シーズンぶりの無冠に終わった。来季に向けて戦力の刷新を図ると噂されるなかで、2018年ロシア・ワールドカップ優勝メンバーの29歳は資金捻出のための放出候補として名前が挙がっていた。
この夏、バルセロナでは大黒柱のメッシがクラブへの不満を理由に移籍を志願したことが大きな話題を呼んだ。そのなかで新指揮官に就任したロナルド・クーマン監督は、グリーズマンをチームのキーマンに指名したと報じられていた。
今季はチームの顔としての活躍が期待されたものの、英紙「デイリー・メール」は現地時間5日付で「マンチェスター・ユナイテッド、リバプール、アーセナルがバルセロナのアントワーヌ・グリーズマンと契約するために非常態勢をとっている」と報じた。メッシが海外メディアで急転直下の残留宣言を出したことを受け、再びグリーズマンには移籍の噂が持ち上がったとしている。