元イタリア代表FWの母国帰還は困難? サウジ強豪で年俸12.5億円…ジェノアが獲得断念か
33歳のジョビンコ、昨季ACL王者のアル・ヒラルで活躍
現在、サウジアラビアの強豪アル・ヒラルでプレーする元イタリア代表FWセバスティアン・ジョビンコについて、イタリア・セリエAのジェノアが獲得を狙ったものの、その年俸額が驚愕のもので獲得はほぼ不可能という結論になったという。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
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ジョビンコはイタリア王者ユベントスやパルマでプレーし、米MLS(メジャーリーグサッカー)に新天地を求めて得点王を獲得するなど活躍。その後、オイルマネーで潤うサウジアラビアへ移籍すると、昨年にはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)で活躍し、決勝で浦和レッズを破ってアジア王者を獲得する原動力になった。
33歳を迎えたストライカーに対し、母国への復帰オファーを提示しようとしたのがジェノアだったが、アル・ヒラルからジョビンコが受け取っている年俸は実に1000万ユーロ(約12億5000万円)という高額なもの。現在、ユベントスやインテルといった強豪でも数えるほどの選手しかもらっていない大台を超える年俸に、獲得はほぼ不可能であるという結論が出たとされた。
かつてユベントスで、元イタリア代表FWアレッサンドロ・デル・ピエロの後継者という評判を得ていたジョビンコだが、イタリアでのキャリアは大成功したとは言い難い。しかし、アメリカやサウジアラビアで得た年俸を考えれば、金銭的な面ではサッカー選手として大きな成功を収めたという見方ができそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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