「殻を破った」 初得点の南野拓実をファン・ダイクが絶賛「タキは素晴らしかった」
アーセナル戦で南野が公式戦初ゴール、ファン・ダイクが働きを評価
リバプールの日本代表MF南野拓実は現地時間29日、新シーズンの幕開けを告げるコミュニティー・シールドのアーセナル戦に後半14分から途中出場し、待望の公式戦初ゴールを決めた。試合にはPK戦の末に敗れたものの、オランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクは「殻を破った」と日本人アタッカーに賛辞を送っている。
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試合は前半12分、相手のエースFWピエール=エメリク・オーバメヤンに被弾。劣勢の後半14分に南野が投入されたなか、同28分に魅せた。
エジプト代表FWモハメド・サラーの持ち運びからペナルティーエリア内で構えるブラジル代表FWロベルト・フィルミーノへと渡し、ダイレクトで南野へ。南野がワンタッチでサラーへパスを送り、これが相手DFに当たってこぼれたところを南野が右足で押し込んだ。
試合は1-1で90分間を終え、PK戦で4-5と敗れたリバプールだが、守備の要であるファン・ダイクは南野の働きを評価している。クラブ公式サイトでコメントが紹介され、「タキは素晴らしかった。ザルツブルクで対戦した時に見たタキだったね」と称賛し、次のように続けている。
「彼はとてもエネルギッシュで、素晴らしい選手だ。彼が殻を破ったことは、彼にとっても、我々にとっても良いことだね」
昨季途中に加入し、リバプールで2シーズン目を迎える南野。公式戦初ゴールを機に、今後のさらなる活躍に期待が懸かる。
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