「乾杯したに違いない」 南野の初ゴールに海外記者も反応「東京では午前2時15分だったが…」
コミュニティー・シールドのアーセナル戦で移籍後初得点「見事なインパクトを与えた」
リバプールの日本代表MF南野拓実は現地時間29日、コミュニティー・シールドのアーセナル戦(1-1/4PK5)に途中出場し、後半28分に待望の移籍後初ゴールを記録した。南野にようやく生まれた一撃に、海外記者は「東京では午前2時15分だったが、初ゴールに乾杯しているのは間違いない」と反応している。
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リバプールは主将のイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンと同DFトレント・アレクサンダー=アーノルドは負傷の問題から招集外となったものの、現状のベストメンバーを起用。南野はベンチスタートとなったが、前半12分に先制点を献上し、0-1のビハインドで迎えた後半14分、左サイドでピッチに投入された。
そして後半28分、南野に待望の瞬間が訪れる。エジプト代表FWモハメド・サラーの持ち運びからペナルティーエリア内で構えるブラジル代表FWロベルト・フィルミーノへと渡し、ダイレクトで南野へつなぐ。南野はワンタッチでサラーへとパスを送ろうとするが、相手DFに当たり、ゴール前にボールがこぼれる。すかさず反応した南野が右足で押し込んで、貴重な同点弾を奪った。
海外記者も南野の待ち焦がれた一撃に反応。英紙「テレグラフ」のオリバー・ブラウン記者は「東京では午前2時15分だったが、東京の恵比寿にある深夜営業のパブで常連たちは、南野がリバプールで決めた初ゴールに乾杯したに違いない」と、日本のリバプールファンが歓喜に湧いていることを推測していた。
また、英紙「ガーディアン」のサッチン・ナクラーニ記者は「リバプールの最大にして唯一のポジティブ要素は、ナビ・ケイタと南野のパフォーマンスだった。投入されてから大きな違いを生み出した」と称賛。英衛星放送「BTスポーツ」のラニー・プレスコット記者は「南野は見事なインパクトを与えた」と投稿していた。試合はPK戦の末に敗れたものの、南野は大きな結果を残すことができた。