ミラン監督が本田らの決定機逸での敗戦に激怒 「チームとレフェリーに苛立っている」

退席処分のミハイロビッチ監督 サッスオーロに0-2敗戦のチームに苦言

 ACミランのシニシャ・ミハイロビッチ監督が6日の敵地サッスオーロ戦で、日本代表FW本田圭佑ら決定機を逃したチームに激怒した。

 0-2で敗れ、公式戦の無敗記録が12でストップした試合後、地元テレビ局「メディアセット・プレミアム」のインタビューに登場した”鬼軍曹”は、苛立ちを隠そうとしなかった。

「チームとレフェリーに、私はとても苛立っている。だが、それについては言及しないでおく。我々は30分間試合を支配した。せっかく(相手に)圧力をかけたのに、ゴールに結びつけることができなかった。4回か5回決定機を作ったのに、最初のシュートを(相手に)決められてしまった」

 指揮官は決定力不足を糾弾した。本田は前半7分と8分に、立て続けに2度のビッグチャンスを迎えた。1つ目はMFジャコモ・ボナベントゥーラが放ったシュートのこぼれ球が本田の前へ。走り込んで左足を振り抜くが、シュートは相手GKに阻まれた。そして2つ目はその1分後、カウンターで右サイドを駆け上がった本田の元に、FWカルロス・バッカから絶好のラストパスが送られる。背番号10は右足でシュートを放ったが、これも相手GKに阻まれゴールを決めることができなかった。

 2日に行われたイタリア杯準決勝第2戦のアレッサンドリア戦でも、前半7分に訪れた最初の決定機で、無人となったゴールにシュートを飛ばせなかった本田は、「珍プレー番組行き」と地元紙に酷評されていた。先月のジェノア戦でリーグ戦で16カ月ぶりの得点を決めた本田を含め、チームの決定力不足が指揮官の怒りに火をつけていた。

 

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