メッシ放出の条件は280億円? “法廷闘争”避けたいバルサ、史上最高額の移籍金を要求か

バルサがメッシ放出に出した条件は移籍金280億円か【写真:AP】
バルサがメッシ放出に出した条件は移籍金280億円か【写真:AP】

マンC、PSG、インテルが有力候補に浮上 “ネイマール超え”の移籍金で合意なら売却か

 アルゼンチン代表FWリオネル・メッシの去就報道が過熱し、マンチェスター・シティ、パリ・サンジェルマン(PSG)、インテルが新天地の有力候補として挙がるなか、バルセロナは史上最高額となる2億ポンド(約280億円)で合意できれば移籍を許可する可能性があるという。スペイン紙「AS」が報じている。

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 下部組織時代を含めると約20年もの間、バルセロナ一筋で過ごしてきたメッシ。長年にわたってクラブの象徴的な存在となり、“生涯バルサ”が既定路線かと見られていたが、新型コロナウイルスの脅威にも見舞われた今季のリーガ・エスパニョーラで優勝を逃し、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝でもバイエルン・ミュンヘンに2-8と歴史的大敗を喫するなど、12シーズンぶりの無冠という屈辱のシーズンを過ごした。さらにクラブに対する不満を拭うことができていないと、現地メディアでは報じられている。

 さらに複数メディアによると、ロナルド・クーマン新監督から「このチームにおける特権は終わった。チームのためにすべてを尽くさなければいけない」などと言われたことに怒り心頭で、メッシが25日にクラブに退団の意思を記したFAXを送ったと一斉に報じた。

 メッシ獲得に多くのクラブが興味を示しているとされているが、「AS」紙はバルサの黄金時代をともに過ごしたジョゼップ・グアルディオラ監督率いるシティと、元チームメートのブラジル代表FWネイマールが所属するPSG、そしてイタリアのインテルが有力候補と伝えている。

 メッシの現行契約は2021年までとなっているものの、毎シーズン終了時にメッシ側から契約を打ち切れる条項を設定。本来であれば今年の6月10日までに申し入れればフリーで退団できるはずだったが、今年は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)による中断期間があり、シーズン最終戦となるCL決勝のバイエルン対PSG戦が8月23日だったため、メッシの顧問弁護士らは期限の延長が妥当だと主張している。

 メッシを引き止めるのは不可能と考えるバルセロナ側は、フリーでの放出、そして同選手との法廷でのバトルをなんとしても回避するために、同選手に対し、ネイマール放出時の2億2200万ユーロ(約278億円)を上回る2億ポンドの移籍金で合意できれば、移籍を許可すると伝えたという。

 スペインでは、すでにメッシとグアルディオラ監督がシティ移籍に向けて連絡を取り合ったとの報道も出ている。バルサの象徴だったメッシの去就問題は、果たしてどのような結末となるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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