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衝撃の逮捕から5カ月超…ロナウジーニョ氏が釈放 罰金950万円、ブラジル帰国が可能に
海外メディアが一斉に報道、条件付きの執行猶予が認められる
偽造パスポートによる入国でパラグアイで逮捕されていた元ブラジル代表FWロナウジーニョ氏に、条件付きの執行猶予が認められてブラジル帰国が可能になったという。米スポーツ専門局「ESPN」などが報じている。
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ロナウジーニョ氏は今年3月に偽のパスポートで入国したとして逮捕されていた。その後に保釈金を支払い、首都アスンシオンの高級ホテルで軟禁生活となっていた。地元当局によれば、有罪判決の場合は最大で5年間の懲役刑に直面していたという。
アスンシオンの判事は24日、条件付きでの処分の執行猶予に合意。ロナウジーニョ氏は罪に問われないが、9万ドル(約950万円)の罰金を支払うよう命じられたという。また、同時に逮捕された兄のアシス氏は11万ドル(約1170万円)の罰金とされ、これは慈善団体に寄付されるとした。
また、兄のアシス氏はパラグアイでの犯罪歴がつくことになるが、ロナウジーニョ氏の経歴はクリーンになるという。そして、ロナウジーニョ氏は自由にブラジルを離れることができるが、パラグアイへの通知が必要とされている一方で、兄のアシス氏は2年間ブラジルから出国することが禁止され、4カ月ごとにブラジルの連邦裁判官と面談をする必要があるとされた。
処分の違いからは、兄のアシス氏に主たる要因があると判断されたようだ。刑務所内でフットサルに興じる様子が明るみに出るなど、多くの話題を呼んだロナウジーニョ氏の逮捕劇だが、一定の決着をこれで迎えたようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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