久保だけじゃない? ウエスカ岡崎、練習初日の技あり“アウトサイド浮き球パス”に注目
トレーニング開始日の鳥かごで足技を披露
リーガ・エスパニョーラ1部に昇格したウエスカが24日にトレーニングを開始。契約延長したFW岡崎慎司が、鳥かごで華麗な足技を披露する様子を紹介している。
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岡崎は昨季限りでプレミアリーグのレスターを退団し、今季開幕前にリーガ2部マラガと契約。しかし、クラブの総額年俸の超過により選手登録ができずに契約解除となり、その2日後に同じ2部のウエスカと延長オプション付きの1年契約を結んだ。
シーズン中はVAR(ビデオ・アシスタントレフェリー)によるゴール取り消しに何度も遭いながら、37試合(うち先発26試合)に出場してチームトップの12ゴールをマーク。2006-07シーズンにFW福田健二が2部ヌマンシアで決めた10得点を超え、スペイン1・2部の日本人シーズン最多得点記録を更新し、チームの1部昇格にも大きく貢献した。第41節ヌマンシア戦(3-0)の巧みなヒール弾は、ウエスカサポーターの選ぶ年間ベストゴールにも選出されている。
ウエスカは現地7月25日に岡崎との契約延長を正式発表。新シーズンは憧れだったリーガ1部でのプレーが実現することになった。
ウエスカ公式ツイッター日本語版は24日、「トレーニング開始」と綴って一本の動画を投稿。映像では、“鳥かご”と呼ばれるパス回しで正面から強めの浮き球のパスが飛んできたなか、瞬時に腰を落として胸トラップで左隣の同僚に“パス”。さらに、そのリターンをほぼノールックの状態から右足アウトサイドでボールを浮かせ、鬼役が上げた足の上を通して対面の選手にパスを成功させた。
ダイビングヘッドなど泥臭いプレーを信条とする岡崎の“美技”に、ファンからは「浮き球パスは久保くんだけじゃないんや…」というコメントが寄せられている。
ウエスカは今週アラベスとのプレシーズンマッチを予定しており、実戦での岡崎のプレーにも注目が集まる。