元日本代表DF闘莉王が注目、CL決勝のキーマンは? 「世界一の選手になれるチャンス」

PSGのエースFWネイマール(左)とバイエルンFWレバンドフスキ【写真:Getty Images & AP】
PSGのエースFWネイマール(左)とバイエルンFWレバンドフスキ【写真:Getty Images & AP】

【田中マルクス闘莉王氏のCL決勝展望】PSG×バイエルン――欧州王者へカギを握るのは?

 欧州王者を決めるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)は、新型コロナウイルスの影響を受けて準々決勝以降がポルトガルでの集中開催、一発勝負というイレギュラーなレギュレーションで行われている。異例な状況で迎える頂上決戦で、初優勝を狙うパリ・サンジェルマン(PSG/フランス)と、7年ぶりの決勝進出を決めたバイエルン(ドイツ)が現地時間23日(日本時間24日4時/DAZNでライブ配信)に激突。注目の決勝を元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏が展望し、それぞれのキーマンを挙げた。

 PSGとバイエルン――。両者がCL決勝の舞台で対決する。準決勝では史上初のベスト4入りを果たしたRBライプツィヒ(ドイツ)を3-0で下したPSGに対し、“伏兵”リヨン(フランス)にカウンターでゴールを脅かされながらも3-0で勝利し、リーグ戦、DFBポカールに続く三冠へ王手をかけているバイエルン。ここまで優勝候補のバルセロナやレアル・マドリードなどが敗退する番狂わせや様々なドラマがあったなかで、決勝は地力を見せた強豪同士の対戦となる。まず、闘莉王氏は両者の準決勝での戦いぶりを振り返った。

「まず、PSGの勝ち方がいい。モチベーションも高く、FWも勢いに乗っている。優勝するために『こんなところでこけてはいけない』というすごく強い気持ちが伝わってきた。相手のミスも誘って、ズバッと点が入っていく。流れを感じます。PSGと違ってバイエルンは、勢いに乗るリヨン相手に小さなミスが重なった。でも、やっぱり(GKマヌエル・)ノイアーが凄すぎた。ノイアーの存在が光った立ち上がりで、そのあとはバイエルンがバイエルンらしく戦い、展開が進んでいった。流れを自分たちに引き戻して、バイエルンらしい大人のサッカーが光った試合だった。個人的に楽しみにしていたハプニング(番狂わせ)が起こらず、がっかりしたところもあったんですが、妥当な決勝になりました」

 PSGについては、やはりエースのブラジル代表FWネイマール、先発復帰したフランス代表FWキリアン・ムバッペが攻撃の軸となる。準決勝では得点に至らなかったものの、抜群のコンビネーションを披露。前半6分、ムバッペのスルーパスに抜け出したブラジル代表FWネイマールが相手GKと1対1の決定機を迎えるも、右足のシュートは右ポストを直撃。同7分には相手GKのキックをネイマールがブロックすると、こぼれ球を拾ったムバッペが無人のゴールに流し込んだが、直前のネイマールのプレーをハンドと判定し取り消した。さらには、累積警告で準々決勝アタランタ戦(2-1)を欠場していたアルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリア、準々決勝から2試合連続でゴールしたDFマルキーニョスの活躍も目立つ。

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