バルセロナ、インテルFWラウタロ獲得の交換要員にスアレス&ブスケッツを準備か

インテルFWラウタロ(中央)を狙うバルサはMFブスケッツとFWスアレスとのトレードも視野【写真:AP】
インテルFWラウタロ(中央)を狙うバルサはMFブスケッツとFWスアレスとのトレードも視野【写真:AP】

バルトメウ会長はスアレスとブスケッツを移籍不可の選手リストに含めず

 バルセロナはアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスを獲得するために、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスとスペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツをインテルとの交渉に含める準備をしているという。英紙「デイリー・エクスプレス」が伝えた。

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 今季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージでバルセロナと直接対決した一戦で、高速カウンターからゴールを決めて注目を集めたラウタロ。その後、バルセロナが本格的な獲得に乗り出すという流れが伝えれてきたが、インテルが設定した1億1100万ユーロ(約140億円)の移籍金をバルセロナは捻出できず、本人とは条件面で合意したという報道もあったものの、来季の獲得は可能性が極めて低くなったと見られていた。

 ところが、イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は、バルセロナはまだラウタロ獲得を諦めておらず、以前から退団の噂が浮上しているスアレスとブスケッツを交渉に含める計画を立てていると報じた。

 バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長は先日、クラブ公式チャンネル「バルサTV」のインタビューで、今夏のマーケットにおける“移籍不可”の選手リストにスアレスとブスケッツは含めず、さらに「(新型コロナウイルスによりシーズンが)ストップする前は、我々はインテルと話し合いをしていた。大会が再開されて、交渉は中断された。将来のビジョンを理解するためにも新監督と話をする」とも述べ、まだラウタロ獲得の可能性は残されていることを示唆している。

 多くのクラブと同様に、バルセロナも新型コロナウイルスの世界的大流行で経済的打撃を受けたとされている。バルトメウ会長は事実上、補強に費やせるお金は一切ないと認めていて、噂されているようなマルティネスやマンチェスター・シティのスペイン人DFエリック・ガルシアを獲得するためには選手のスワップを回避するのは難しいと見られる。

 果たして、マルティネス獲得は実現できるのだろうか。スアレスの去就も含め、今夏のバルセロナの動きに注目したい。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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