ドルトムントMFサンチョ、マーカー翻弄の“変則裏街道”に反響 「見たことないバージョン」
オーストリア・ウィーンとの親善試合でDFマルチンコ相手に衝撃テクニックを披露
ドルトムントは現地時間16日、オーストリア1部オーストリア・ウィーンとフレンドリーマッチを実施。計10人がゴールを決めて11-2と大勝したなか、イングランド代表MFジェイドン・サンチョが“変則裏街道”を決めて「見たことないバージョン」などと反響を呼んでいる。
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スイスで夏季合宿中のドルトムントは、2017年12月~18年6月まで指揮官を務めていたペーター・シュテーガー監督率いるオーストリア・ウィーンと対戦。前半9分に17歳のMFジオバンニ・レイナが先制点を挙げてゴールショーが幕開けし、前半だけで4点、後半にも7点を奪い、11-2と快勝した。
後半頭から途中出場したサンチョは1得点3アシストの活躍で勝利に貢献したが、テクニックでも魅せた。右コーナー付近でボールを持つと、オーストリア・ウィーンDFクリストフ・マルチンコに向かってドリブルを開始。右足裏で左へボールをスライドさせた瞬間、体を捻りながら右足ヒールでヒット。相手の外側を通したボールにすぐさま追いつく裏街道を成功させた。
対峙したマルチンコも追いかけるのを諦めるほど、完膚なきまでに相手を翻弄した美技に、英メディア「GIVE ME SPORT」は「ジェイドン・サンチョはフレンドリーマッチで素晴らしいスキルを演出」との見出しで反応。「フットボールのピッチでそんなことはできない、ジェイドン!」と驚きを持って報じた。また、サンチョ自らもプレー動画をツイッターにアップし、ファンから称賛の声が上がっている。
「見たことないバージョンだ」
「ディバラ2.0」
「なんてこった」
「見てるか、ユナイテッド」
「素晴らしい動きと加速」
今夏マンチェスター・ユナイテッド移籍で個人合意に至ったとされていたが、クラブ間での交渉に進展がなく一転してドルトムント残留が濃厚となっているサンチョ。キレのあるプレーで自らの価値を証明している。